ナンピンマーチン手法1から学ぼう
紹介しているEAの中にナンピンマーチン手法を使った物がございます。
ですが、ナンピンマーチン手法と言っても解らない方も多いかと思われます。
ではナンピンマーチン手法とはどの様な手法なのか説明していきます。
ナンピン手法
まずナンピン手法とは、保有ポジションが逆に動いた場合、追加で同じポジションを増やしていく事を言います。
例:1$108.00円の時に10万通貨ロングポジションを建てるが、1$107.00円になり含み損が10万円になった。
そこで、1$107.00円の時に10万通貨追加ロングをし、1$107.50円まで値を戻した時評価損益は±0円となり、その後1$108.00円の建値まで戻した場合は評価損益は+5万円となる。
上記例の様な手法の事をナンピン手法と言います。
此方のナンピン手法は、ハマれば大きな利益が出る側面中長期のトレンドが出ている場合に行うと大きな損失に繋がってしまうリスクもあります。
また、ナンピンを使用する場合は証拠金維持率に余裕を持って行わないと、直ぐに証拠金維持率の問題でロスカットされる場合がある為注意してトレードをする必要があります。
マーチンゲール法
マーチンゲールと聞くとカジノやバイナリーオプションなどで聞いた事のある方もいるのではないでしょうか?
主にカジノのバカラやブラックジャックなどで使われる手法になります。
例:ブラックジャックで最初1$を掛けて負けた
場合2回目に2$3回目に4$と負ける度に掛け金を
倍額にしていき、3回目に勝った場合4$を掛けているので8$がバックされます。
ここまでの掛け金が合計7$となり1$の利益が出るので、これを繰り返し行っていく手法の事を言います。
マーチンゲール法の特徴として、連続で負ける程負ける確率が減っていきます。
ですが、もし確率を超え負けが続く場合は掛け金は倍増していく為破産してしまう可能性も出てきてしまいます。
この様にマーチンゲール法は資金に余裕を持って行わなければ破産するリスクもあるという事も考えていないといけません。
ナンピンマーチン手法
上記のナンピン手法とマーチンゲール法を合わせたものがナンピンマーチン手法となります。
ナンピンマーチン手法ではどの様なスタイルのトレードなのかご紹介します。
- 1$108.00円の時に10万通貨ロングポジションを持つ。
- 1$107.50円となり107.50円で20万通貨買い増しをする。
- その後1$108.00円し全決済
- 1の10万通貨ロングは建値決済で±0円
- 2の20万通貨ロングは50pipの利益で10万円
上記の例を見て頂けるとナンピンとは違い2個目のポジションは、2倍の額の注文をしています。
これがナンピンマーチン手法になり、最初の
ポジションが建値まで戻って来た場合利益を出せる手法となっています。
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ナンピンマーチンのメリット
例の様に最初のポジションが建値に戻った場合
通常のナンピンと比べ倍の利益が出ます。
また建値まで戻らない場合でも通常のナンピンの半分値が戻った段階で±は0となります。
これが、ナンピンマーチン手法におけるメリットになります。
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ナンピンマーチンのデメリット
この手法の最大のデメリットとしてナンピンと
同じく元の値に戻せば利益になるのですが、
もしトレンドが出ていて相場が戻らない場合には損失も倍額になってしまいます。
ですので、リスクも通常のナンピンと比べ倍になる事を把握していなければいけません。
ですがこのナンピンマーチン手法リスクを押さえて行えば、通常のトレードよりも大幅な利益を見込むことが出来ます。
また海外FXの様にレバレッジが高い業者を使う事によって証拠金維持率なども余裕ができる為
XMでの相性も良い様に思います。
リスクが高いから使いたくは無いと思っている方も一度証拠金維持率を高くし少額ロットで、
試して見る事をお勧めします。